AGA(男性型脱毛症)について
AGAとは
Androgenetic Alopeciaの略称で、「男性型脱毛症」のことです。
「壮年性脱毛」とも呼ばれ、思春期以降に始まって徐々に進行する成人男性の生理的な現象で、額の生え際や頭頂部の髪の毛が細く短くなり、髪が薄くなっていくのが特徴です。
AGAはなぜ起こるの?
思春期では、2次性徴の発現にテストステロンは必須で、性衝動を促し、精子形成に関与しています。成人では、テストステロンは筋肉の量と強度を保つなど、男性にとって大切なホルモンです。
しかし、前頭部や頭頂部では、5α還元酵素によってより強力なDHT(ジヒドロテストステロン)に変化し、髪の成長期を短縮させてしまいます。
AGAの治療にはどんなものがあるの?
一般的には、ドラッグストア等で市販されている外用薬のミノキシジル(リアップ)や、
皮膚科など医師の処方箋の必要な内服薬の5α還元酵素阻害薬(ザガーロ、プロペシア、フィナステリド)がございます。
当院ではより効果が期待できる、内服薬(ザガーロ)をお勧めしております。